SCABAL CLASSICS
2024.10.24
髙橋洋服店の背広は常にクラシックなものでありたいと考えています。
クラシックの定義はそれぞれですが、クラシックな背広と言われると
1920年代~40年代に流行ったイングリッシュドレープスーツの事を思い描く方が多いのではないでしょうか。
しかし私共の定義するクラシックな背広とは、流行に左右されることのない普遍的で当たり前の背広の事を差しております。
それでは流行に左右されない当たり前の背広とはいったい何なのでしょうか?
一言で申し上げますと、
いつ着ても恥ずかしくない正しい背広
だと思っています。
この、いつ着ても恥ずかしくない正しい背広を、最高の技術(型紙作り、裁断、縫製)を用いてお仕立しているのが、
髙橋洋服店の背広なのです。
どの方にも、その方にあった寸法、バランスの背広が必ずあるはずです。
私共はその方に最適な背広を必ずお納めいたします。
背広は釦の数や多少のディテールの違いはあれど、誰が見ても背広と分かる、画一化された洋服です。
決まりきった形の中で、いかにして個性を出すかをブランドやそれぞれのテーラーは腕を競っています。
しかし髙橋洋服店の背広は、背広が主張しすぎない、いわば個性を出すことを嫌った、真っ当な背広なのです。
1666年に時の瑛国王チャールズ2世の衣服改革宣言以降、一貫して400年近くにわたり紳士の服装は上衣、ウエストコート、トラウザーズ、シャツ、ネクタイと変わることがありません。
当時と現在とでは形、見た目が大きく異なります。
しかし、1900年代以降はほぼ現在と同じ、いわゆる背広の形が定着しました。
流行によってルーズフィットになったりタイトフィットになったりはしますが、形は大きく変わることはありません。
そして、世界中のビジネスシーンやフォーマルな場面(勿論モストフォーマルではありませんが)で常に主役になり続けてきたのが背広です。
そんな洋服が他にあるでしょうか?
髙橋洋服店は1903年の創業以来、一貫して正しい背広を納め続けて参りました。
面白い背広ではないかもしれません。
ただ、どなたが見ても
良い背広着ているな
と思われる、そんな背広をお納めし続けて参りたいと思います。
先日ある方が私共の背広を見て、個性が無い普通の背広と称されました。
願ってもないことです。
さて、余談が長くなりました。
正しい背広には、いつも正しい服地選びが欠かせないと申し上げております。
こちら、スキャバル社のクラシックスはそんな正しい背広に相応しい服地だと申せましょう。
Fabric..Scabal CLASSICS 360g
Price…2-piece ¥495,000~
Price…3-piece ¥572,000~