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書籍のご案内
「黒」は日本の常識、世界の非常識 〜図解 恥をかかないフォーマルウエア 入門〜
小学館101新書 2011年4月1日発売
はじめに
第1章 フォーマルウエアの常識・非常識
第2章 フォーマルウエアの装い方
第3章 結婚式・結婚披露宴における礼服の選び方
第4章 葬儀・告別式、通夜における礼服の選び方
第5章 フォーマルウエアの歴史と変遷
第6章 スーツの手入れと保管の仕方
おわりに
日本人が洋装をするようになって150年近くが過ぎています。すっかり定着したかにみえる洋服文化ですが、特にフォーマルウエアに関しては世界のドレスコードから取り残されたかの感は否めません。本書はフォーマルな場面において恥をかかないために、着る時間帯、行事・式典の格によって異なるものである礼装を、豊富な図版とともに解説しています。 結婚式や葬儀に出席する際の実用的なガイドブックとして、また洋装に関する歴史や文化的背景の理解にご一読いただければと思います。
日本人が洋装をするようになって150年近くが過ぎています。すっかり定着したかにみえる洋服文化ですが、特にフォーマルウエアに関しては世界のドレスコードから取り残されたかの感は否めません。本書はフォーマルな場面において恥をかかないために、着る時間帯、行事・式典の格によって異なるものである礼装を、豊富な図版とともに解説しています。 結婚式や葬儀に出席する際の実用的なガイドブックとして、また洋装に関する歴史や文化的背景の理解にご一読いただければと思います。
「日本においては洋服での礼装文化が成熟しないまま、ただいたずらにカジュアル化ばかりが進んでしまい、服装のルールが危険な状態に陥ってしまっているように感じます。圧倒的な量の情報が提供されていながら、あまりにも間違った情報が多すぎるのが原因と申せましょう。「掟破り」というのは、ルールを熟知しているから掟破りになるのであって、ルールを知らずに間違ったことをしてしま うのはただの”無知”にすぎません。モーニングコートも、ディナージャケットも、ルールを熟知した人が生みだしたものだからこそ、次の時代に残ることができたのです。
…中略…
時代は国際化が進み、当時とは比べものにならないほど海外との交流が頻繁になり、いよいよ日本的な解釈やルールでは世界に通用しなくなってまいりました。世はまさに情報化時代。フォーマルに関する情報量も以前とは比べものになりません。そんな中で、この本がどのような価値を生みだせるのか想像もつきませんが、情報収集の専門家の手によったものではなく、一洋服屋のオヤジの、ひと味違った体験的な情報として、少しでもみな様のお役に立つことができれば幸いです。」
〜本書より〜
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